高齢社会に伴うご時世に、必要である1つは介護士だ。世間的に必要とされる介護職が、人材不足に悩む理由は感じるリスクに対しリターンが低すぎることが理由の1つではないだろうか。介護職の勤務時間は一定ではあるが、開始時間や終業時間は疎らであり、不定休なのにも関わらず休みの希望が通らず、上司や先輩に圧をかけられる。社会人として経験の浅い、新人介護士にとっては頭では理解していても、精神面体力面と削られてしまっては貴重な人材を確保してもすぐに手放してしまうのではないだろうか。しかし人材不足の現状上、休みの確保が難しいのはやむを得ないのも事実である。それならばどのようにメリットを提供すれば、人材不足を解消出来るのだろうかと施設で働いている人の言葉を参考に考えてみよう。例えば土日祝やお盆、年末年始は主婦業と兼業している介護士の休みを優先的にと考えている所が多いのであれば、兼業者の代わりに世間が休みの中でも勤務をしている若手介護士に、平日で最低限の人手で足りる時間や日にリフレッシュ休暇を与えるのもひとつだろう。そして人手が足りてないから使えないと言われる、有給休暇を利用出来るようにすることも大事である。1年の中で1回でもリフレッシュ休暇があると、その日のためにやる気も出るだろうし、何よりリフレッシュした後はその前よりも何倍もやる気になる。不規則な時間で働く介護職だからこそ、休暇の保証を少しでも手厚くすることが、人材を確保出来る方法の1つではないだろうか。